不毛なav
不毛なavを見た。誰かが書いたシナリオか、本か。
女優は魔物で、人間のセックスに無知な振りをする。
女優は無知ではない。
もとのシナリオ、設定はきっと男が書いた、男に都合のいい日本のセックスへの態度を表現するが、女優はそれとは無縁だ。放っておいてもセックスへのお誘いは来る。あるいは来ない。が女優は少なくともセックスをライフワークとする。無知な振りは無理だ。
これも全て偏見かもしれない。
男が書いたのだとして、モテる男がモテない男向けに書いたのかもしれない。
モテる男の性的嗜好がそのような的に無知な女なのかもしれない。
女が書いたのかもしれない。モテない女がせめて物語の中では快楽を得ようと享楽的になれる設定を考えたのかも知れない。あるいは、モテる女が自身の体験を人に話したいが、インモラルなため他人に話すことを諦めたのかも知れない。
あるいは男女が共同で書いたのかもしれない。仕事の一環といいながら、和気藹々とアイデアを出しあったのかもしれない。あるいはおっさんたちが煙草の煙のなか差し迫る締め切りに嫌気が差し半ば投げやりにオマージュする作品を選んだのかもしれない。
映画やドラマの女優は決められた演技にいかに感情を通わせるかが仕事
av女優は台本はあるだろうがセックス中は演技なのだろうか。
演技は真実によせるのだろうか。比較的考えない行動を感情と呼ぶなら、考えてしまう不安感やライフステージの選択に感情は含まれないのだろうか。
この一晩中蚊を殺していたら、20匹以上殺していた。
いつの年のデータかはわからないが、人を最も殺しているのは蚊であるそうだ。次に人間、ヘビと続き、蚊が75万人規模に対し鮫は10人程度だそうだ。
人間の最も防衛的な機能は家だと思う。
家によって他の種の生息地を侵食し、その構造によって侵入させない。
その家に侵入し、人を襲う蚊。
今最も繁栄しているのは、人間ではなく蚊やゴキブリだと言えるだろう。
家に侵入可能な生物が人間をリソースに繁栄する。
ゾンビウイルスはきっと遠くない将来だと思う。
人間が人間単位で脅威を感じる日は来るか。
それとも、そんな日になっても、私はこの地球上に一匹でいるような気でいるのか。
ゾンビこいよ、可能ならこの種に挑戦してよ。
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